2023年6月5日
社内量産品の加工向けに検査装置を製作しました。
日に600個超の親指サイズの加工部品の外径,内径,深さ,キズ打痕の有無などを検査する装置になります。
親指サイズの円筒形状ワークを3方向から画像検査を行い,1パレット当たり50個を無人検査できます。
もともと対象のワークの検査は,加工後の加工者の目視検査から検査チームでの寸法検査まで,複数人の手でかなりの時間をかけてしまっている状況でした。
それほど大きくない部品の目視検査では,検査漏れが発生してしまう恐れがあり,かつ日当たりに検査できる個数は限られてしまいますし,目視検査を行う作業者のストレス増加も懸念事項でありました。
月当たりの製作数を増やしたいというお話をお客様から頂いており,社内としては何としても対応したいところですが,このままでは限界がある……
というところで,量産品の製作数の上昇に備えて,検査装置の製作に踏み切りました。
量産品の目視検査がネックというお声もよくいただきます。
もし量産品の検査にお困りの場合はご相談ください!